屋根緑化研究所という所であります。
このあたりの集合住宅や施設を含めて
住み手の協力を得て研究を重ねてる施設。
ものすごくキュートな女子研究者が
ものすごい早口で説明をしてくれたのですが
スウェーデンもデンマークも1990年辺りに
どうもコレは不味いとなった地点であり
移民+エネルギー+ゴミ+経済+福祉…
そこから国家政策によって緑(屋根緑化)と
青(水・海・運河 雨水貯留)の
浄化+推進が強化された模様であります。
この研究施設では省エネ+ヒートアイランド
+雑音の減少+多様性生物を活かす
+屋根を能動的に使う+そして美しい
と言う観点で研究を進めております。
説明をしてくれた彼女が「サーマルバイオルーフ」という造語をつくったそうで
ソーラーとグリーンを組み合わせて、屋根に載せる研究をしてるんですと。
この人と私は絶対気が合うわ、と思ったのは「ソーラーの屋根は美しくないでしょ」
「手すりも無くて子供が危ないんじゃないかって話もあるけど
一人で小さな子がウロウロしてるほうが可笑しいから」ってキッパリ。笑
屋根から集合住宅の洗濯室からゴミ置き場から雨水貯留エリアから
パワフルに説明しながら歩き回って上手なプレゼンテーションであった。
施設の中には「ウサギホテル」「昆虫ホテル」なるものもあって
高齢者施設の人達がお世話をしながら、チビちゃんと交流したり
屋根緑化に留まらず構想が膨らんでいてとってもHAPPYです。
屋根緑化は3つの方法でカテゴライズを考えていて
①Intensive
30cm以上を言う。この考えではビオトープなども実現できる。
②Semi-intensive
③Extensive
簡易で軽いが生態系には関係性は及ばず日射の影響も受けやすい。
セダムとか一般的な住宅の緑化はこのあたり。10cm程度以下
そしてオマケに
画像は上から
お手洗いの前のホールはブロッコリー画像で爽やか。
だけど何でブロッコリーなんだ。笑
画像下 左
公共のトイレはほぼこんな感じです。自分の設計では大きなトイレの場合
両サイドに壁が無い場合のペーパーホルダーで憂慮してましたが
そうか、手すりに挿せばいいのかと目からウロコ。笑
画像下 右
お手洗いを借りたついでに覗いちゃった社員食堂。イカシテマス。